潮江宏三先生特別講座「西洋美術のツボ」開催のお知らせ



この度、六角舎アートスクールでは、潮江宏三先生(京都市立芸術大学名誉教授・前京都市美術館長)をお迎えし、「西洋美術のツボ」と題する年間6回の連続講座の機会を持つことになりました。

 

西洋美術史の泰斗・潮江先生が、西洋美術を見て楽しむための糸口として、文字どおり「ツボ」とも言える特有のポイントに焦点を当てて、解きほぐしていく講座です。

当アートスクール受講生に限らず、広く美術に関心のある方に聴講していただけます。

 

●日程

10月3日(日)   第1回:「ジョットとレリエーヴォ」

10月31日(日) 第2回:「ファン・エイクと空気遠近法」

11月28日(日) 第3回:「遠近法」

(第4回以降は、2022年4〜6月の開講を予定しています。)

 

●時間:15:00〜17:00(各回とも)

 

●受講料:1,000円(一回の受講につき)

 

●場所:六角舎アートスクール(京都市中京区西洞院通六角下ル池須町408-1 北川ビル2F)

 

●お申し込み:お名前と電話番号、受講希望日をご記入の上、メールでお申し込みください。

(※会場の都合により、定員になり次第お申し込みを締め切らせていただきます。また、天候や新型コロナウィルス感染拡大状況により、日程の変更の可能性がございます。)

 

●下のボタンを押すと特別講座のフライヤーがダウンロードできます。

 

ダウンロード
潮江教授の西洋美術のツボ.pdf
PDFファイル 837.9 KB

講師による各回の内容紹介


● 10月3日 「ジョットとレリエーヴォ」

 

レリエーヴォとは、ルネサンス時代、絵画に欠かすことのできない目標の一つとして掲げられた言葉。そしてそれを最初に成し遂げた画家が、ジョットであることは誰もが認めていた。本来「浮彫」を意味するこの言葉が、ジョットならではの身体表現をさす言葉としてなぜ用いられたのか、そしてそれはその後どのように変遷していくのかをたどってみたい。

 

 

● 10月31日 「ファン・エイクと空気遠近法」

 

「空気遠近法」は、大気の効果を反映した彩色法で遠景の遠さを表す方法であるが、15世紀初頭のネーデルランドにおいて考案されたとされる。後に、レオナルド・ダ・ヴィンチの手で、ルネサンスの成果である「遠近法(線遠近法)」に加えて、欠かすことのできない「遠近法」の一つとして体系づけられるこの方法の変遷をたどる。

 

 

● 11月28日 「遠近法」

 

ルネサンス時代に考案された「遠近法」、詳細には「線遠近法」が、どのようなものであり、その要点がどこにあったのかについての理解を深めると同時に、それぞれの画家の学習と実現の様態に始まり、さらにはけっして一本道とは言えない、その後の展開についてたどってみる。

 


講師紹介


潮江宏三(京都市立芸術大学名誉教授・前京都市美術館長)

 

京都大学大学院文学研究科博士課程修了、文学博士

著作:「銅版画師ウィリアム・ブレイク」(京都書院)

   「西洋美術史案内」(はしもと出版工房)

   「西洋美術ー新しい視座から」(編・昭和堂) など