2025年9月25日
京都国立博物館で始まった「宋元仏画」展(前期)に早速行ってきました。去年からずっと楽しみにしていた展覧会だったので、評判が広がって混んで来る前に行こうと思ってました。
平日の朝一番に入場したので観客はほとんどいません。
前期展の目玉の「孔雀明王像」にも久しぶりに対面できました。この「孔雀明王像」を観るのは3度目です。初めて観たのはかなり前、まだ平成館が建つ前の(古い)新館での展示でしたが、たまたま出会ってあまりの素晴らしさに1時間くらい絵の前から動けなかったことを思い出します。
今回の前期展示では、徽宗の「秋景冬景山水図」や牧谿の小品なども観られたのですが、今回一番心に残ったのは元代の「白衣観音像」でした。すごく小さい絵で、ほんの少しの彩色の他はほぼ白描です。単眼鏡でじっくり観ていくと、その細い線から描き手の呼吸がリアルに立ち上がってきます。「孔雀明王像」を観ていても思いますが、1000年〜700年以上前の描き手と線を通じて無言の交感ができるというのはなんとも感慨深いものがありました。
10月21日からの後期展示も楽しみ(特に、牧谿の「遠浦帰帆図」と「観音猿鶴図」が)です。
2025年10月23日
最高の秋晴れの京都国立博物館。「宋元仏画」展の後期展示に行って来ました。牧谿の「観音猿鶴図」や普悦の「阿弥陀三尊像」にも久しぶりに会えたし、初見の白描画の「四睡図」(寒山拾得たちが虎と寝ている)は可愛らしかったし、「白衣観音像」(前期のものとは別の絵)のようなとんでもない絵にも出会えました。まだまだやらないといけないこといっぱいあるな~。(Y.O.)
