横内賢太郎「誰もに何かが」展(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA)


今日は一般コースの授業を終えたあと、六角舎アートスクールから徒歩10分くらいのところにある京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAで開催していた(会期〜10/25まで)、横内賢太郎「誰もに何かが」展に行って来ました。
この展覧会は、京都市立芸術大学創立140周年/ギャラリー@ KCUA10周年記念の展覧会だそうです。そういう位置付けの展覧会のためか、一階は村上華岳、入江波光、渡辺与平の京都市立絵画専門学校(京都市立芸術大学の前身)時代の卒業制作が並んでいます。どの作品も1900年代のものです。こういう作品をガラス越しではない状態で見ることができる機会は珍しいので、画面に近づいて目を凝らしてその筆使いや微妙な墨のトーンのニュアンスを楽しみました。
二階に展示されていた横内賢太郎氏の作品も興味深いもので、全体的にいい展覧会だと思いました。ただ、一階の展示が斬新だったので、横内氏の展覧会とは期日を分けて、二階も全部日本画の展覧会にすればよかったのに、と思いました。(Y.O.)